2007年 04月 07日
書簡集 |
ファインダー越しにしか見えない風景がある
歴史の中で表現者はフレームワークを巧みに使って自らのイメージを人に伝えてきた。フレームは想像力の限界であり、創造性の放棄でもあるという見方がある一方、個性とヴィジョンはこうでもしないと伝わらないという人間のコミュニケーション力の限界が顔をもたげる。。
この何気ない駅の風景もこうして平面に切り取られたときに、何層にも重ねられた構造と意匠が意識される。
ポップアート以降の表現の歴史は再定義の歴史とも言える、その中で相対的に重要性を増してきたイレギュラーの概念と時間の概念
意味もわからずに写真集やアートブックを手にする前に自宅から駅までの道を、
ファッション雑誌を読む前に鏡を
表現方法を学ぶことも大事だけど、大切に育てて下さいあなたの世界
by tesseta3
| 2007-04-07 14:30