2006年 10月 28日
亀川リミックス建築 |
家が2軒重なって立ってるように見えるけど、立派な一軒家です。
【追伸】
各地方の景観条例に伴う安易なリフォームブームが逆に景観を破壊してるという指摘も現実味を越えて痛烈に感じられる現在。。こんな常軌を逸したリフォームはどうだろう。1件で2件分の重層的景観効果を創出するとしたら。。過疎化にあえぐ村落に導入されたあかつきには、おそらく「東京ノーバディー」よろしく硬質な冷気を発するに違いない。。それはそれでアートとしての冷気を発する村には興味があるが、人が暮らしをする以上その景観的変数は無限大であり、意匠や景観の問題などはとりあえず置いておいて、むしろそこに「生活の美」が感じられるようにあって貰いたい。
しかしながら建築の寿命が延びることは二酸化炭素を定着させておくことにもつながり、また廃棄物の行く末も暗黒マーケットにのみこまれている今、リフォームという考え方自体は大切なことなので。分別解体とか、使用されている木材が違法伐採されたものではないかの確認など、まだまだ意識されていないことがたくさんある現在、リフォームによって景観がうんぬん以前に取り組むべき問題があると感じる。。
(2006年11月7日)
by tesseta3
| 2006-10-28 16:54