2010年 06月 19日
胡蝶の夢 |
明日、日曜日、最終日
維新派ワークショップ、edgeBの仲間、すみちゃんのソロパフォーマンス
お時間のある方、是非◎
フクシマサトミ個展 「胡蝶の夢」
20日(日)@京都造形芸術大学 GALLERY RAKU
住吉山実里/コンテンポラリーダンス・舞踏(音楽 高山哲成)
http://www.kyoto-art.ac.jp/raku/2010/20100609/index.html
++++++==========((((((((_____*******
●会期 : 2010年6月9日(水)−6月20日(日)
●会場 : 京都造形芸術大学 GALLERY RAKU
●開館時間 : 11時00分〜19時00分【最終日は17時00分まで】 / 会期中無休
●入場 : 無料
●企画趣旨 : このたびGALLERY RAKUでは、フクシマサトミ個展「胡蝶の夢」を開催いたします。京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科日本画コース出身のフクシマは、在学中より「生命」をテーマに制作を続けてきました。本展は、思想家・荘子による著述の一遍である『胡蝶の夢』を主題とし、“生命とは何か?”という問いを、作家自身、そして鑑賞者へと投げかけます。
荘子は、夢のなかで胡蝶になりきり、目覚めて自分が自分であることに気づく——夢に現れた胡蝶も、夢から醒めた自分も、自分自身であることに変わりはないと荘子は言います。それは、自らの体内または脳内で生成された変化に過ぎず、万物の本質は変わらないのだということを表わしています。
フクシマは「身体は生命をつないでいこうという意思を持っている、というテーマで、細胞や女性の卵子をモチーフにし、主に“肉体としての生命”に重点を置いて、流動する生命を表現してきた」と語ります。フクシマの代表的な作品は、日本画に使用される雲肌麻紙という和紙に赤いインクをにじませることで描かれます。和紙の上に無数に散らばった赤い染みは、彼女の言う“肉体としての生命”の、まさに肉体的媒質として存在しています。一見すると有機的な模様のようにも見えるその表象は、彼女の考える“肉体としての生命”、あるいは“生命体としての肉体”の波動が目に見えるものとして無限に描かれていると言えます。身体が、細胞の分裂によって直感的に生命をつないでいくことと同じように、フクシマ自身も直感的に生命を捉え、にじんだインクによってその永遠の美を表現しています。
また本展では、展示会場の正面に、真っ黒の画面を配置。空間を囲うように展示された赤・黒・赤のコントラストで並べられた巨大な作品群は、舞台美術としての可能性をも秘めています。展覧会開催に合わせ、フクシマ自身がセレクトした出演者によるパフォーマンスをほぼ毎日開催していきます。パフォーマーたちは、フクシマの“生命とは何か?”という問いかけや、提示された作品からのインスピレーションによって、多彩な身体表現を行います。
出演者には、2ピースバンド・タフグリップ・ザ・ライオデント、ダンサー・住吉山実里(音楽 高山哲成)、朗読を行う由谷晋一、京都を中心に活動する茶の湯集団・鴨ん茶会、パフォーマー・和田ながら、ダンサー・三倉加奈、本間広大、定行夏海、平野詩穂、また、映像と音のユニット・「158」、ダンサー・福島昌美、ダンスとピアノのユニット・otohazumiが登場します。
生命とは何か? その命題を解き明かす、ひとつのきっかけとして本展は開催されます。ぜひご高覧ください。
◎住吉山実里(9、10、11、16、17、18、20日 出演)/コンテンポラリーダンス・舞踏
大阪生まれ。空間と身体をつなぎたいと思い、建築とコンテンポラリーダンスをはじめる。2009年京都工芸繊維大学卒業。2010年1月より、『dialogue between body with space-身体との対話、を試みる-』を継続的にソロ公演。現在、千日前青空ダンス倶楽部[柚子]としても活動。
維新派ワークショップ、edgeBの仲間、すみちゃんのソロパフォーマンス
お時間のある方、是非◎
フクシマサトミ個展 「胡蝶の夢」
20日(日)@京都造形芸術大学 GALLERY RAKU
住吉山実里/コンテンポラリーダンス・舞踏(音楽 高山哲成)
http://www.kyoto-art.ac.jp/raku/2010/20100609/index.html
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●会期 : 2010年6月9日(水)−6月20日(日)
●会場 : 京都造形芸術大学 GALLERY RAKU
●開館時間 : 11時00分〜19時00分【最終日は17時00分まで】 / 会期中無休
●入場 : 無料
●企画趣旨 : このたびGALLERY RAKUでは、フクシマサトミ個展「胡蝶の夢」を開催いたします。京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科日本画コース出身のフクシマは、在学中より「生命」をテーマに制作を続けてきました。本展は、思想家・荘子による著述の一遍である『胡蝶の夢』を主題とし、“生命とは何か?”という問いを、作家自身、そして鑑賞者へと投げかけます。
荘子は、夢のなかで胡蝶になりきり、目覚めて自分が自分であることに気づく——夢に現れた胡蝶も、夢から醒めた自分も、自分自身であることに変わりはないと荘子は言います。それは、自らの体内または脳内で生成された変化に過ぎず、万物の本質は変わらないのだということを表わしています。
フクシマは「身体は生命をつないでいこうという意思を持っている、というテーマで、細胞や女性の卵子をモチーフにし、主に“肉体としての生命”に重点を置いて、流動する生命を表現してきた」と語ります。フクシマの代表的な作品は、日本画に使用される雲肌麻紙という和紙に赤いインクをにじませることで描かれます。和紙の上に無数に散らばった赤い染みは、彼女の言う“肉体としての生命”の、まさに肉体的媒質として存在しています。一見すると有機的な模様のようにも見えるその表象は、彼女の考える“肉体としての生命”、あるいは“生命体としての肉体”の波動が目に見えるものとして無限に描かれていると言えます。身体が、細胞の分裂によって直感的に生命をつないでいくことと同じように、フクシマ自身も直感的に生命を捉え、にじんだインクによってその永遠の美を表現しています。
また本展では、展示会場の正面に、真っ黒の画面を配置。空間を囲うように展示された赤・黒・赤のコントラストで並べられた巨大な作品群は、舞台美術としての可能性をも秘めています。展覧会開催に合わせ、フクシマ自身がセレクトした出演者によるパフォーマンスをほぼ毎日開催していきます。パフォーマーたちは、フクシマの“生命とは何か?”という問いかけや、提示された作品からのインスピレーションによって、多彩な身体表現を行います。
出演者には、2ピースバンド・タフグリップ・ザ・ライオデント、ダンサー・住吉山実里(音楽 高山哲成)、朗読を行う由谷晋一、京都を中心に活動する茶の湯集団・鴨ん茶会、パフォーマー・和田ながら、ダンサー・三倉加奈、本間広大、定行夏海、平野詩穂、また、映像と音のユニット・「158」、ダンサー・福島昌美、ダンスとピアノのユニット・otohazumiが登場します。
生命とは何か? その命題を解き明かす、ひとつのきっかけとして本展は開催されます。ぜひご高覧ください。
◎住吉山実里(9、10、11、16、17、18、20日 出演)/コンテンポラリーダンス・舞踏
大阪生まれ。空間と身体をつなぎたいと思い、建築とコンテンポラリーダンスをはじめる。2009年京都工芸繊維大学卒業。2010年1月より、『dialogue between body with space-身体との対話、を試みる-』を継続的にソロ公演。現在、千日前青空ダンス倶楽部[柚子]としても活動。
by tesseta3
| 2010-06-19 10:50
| 音楽